
奈良県万葉文化館
「万葉集」を中心とした、古代文化に関する総合文化施設。文化財の保存や復元展示、図書・資料の収集など、国内外から多くの人々が楽しみ、学ぶことのできる機能と魅力を備えています。
聖徳太子、蘇我氏、大化の改新……。
誰もが知る歴史上の人物やできごとの舞台となった、明日香村。
有名な歴史スポットのほか、いまだ解き明かされていない石造物も数多く、
不思議なパワーに満ちています。
飛鳥時代から息づく古代の謎とともに、風光明媚な明日香村を満喫してください♪
「万葉集」を中心とした、古代文化に関する総合文化施設。文化財の保存や復元展示、図書・資料の収集など、国内外から多くの人々が楽しみ、学ぶことのできる機能と魅力を備えています。
596(推古4)年、仏教を保護した蘇我馬子の発願により、日本初の本格的寺院として完成しました。本尊の銅造釈迦如来坐像(重要文化財)は、飛鳥時代の作で日本最古の仏像です。
約1300年前、天智天皇の勅願によって義淵僧正が建立しました。創建時は別の寺名がありましたが、「飛鳥の岡にある寺」として、〝岡寺〟と親しみをこめて呼ばれています。
甘樫丘の東側、飛鳥寺の西側に位置し、中大兄皇子が造った漏刻(水時計)台の跡といわれています。飛鳥川の水を使っていたと想定されています。
飛鳥寺の東南の谷間で発見された、飛鳥時代の総合工房。ガラス製品や金・銀・銅製品などを製作していたほか、数千点にも及ぶ木簡が出土しています。
石 像
橘寺の境内にある、善面と悪面2つの顔をもつ石造物。高さ約100センチ、長さ約85センチ、幅約52センチの花崗岩の表裏に、2つの顔が彫刻されています。
長さ約360センチ、幅約210センチ、高さ約180センチの巨石の下端部に動物の顔面のような彫刻があり、亀に似ていることから、亀石と呼ばれています。
長さ約550センチ、幅約230センチ、厚さ約100センチの石の上面に、奇妙な溝が彫られています。酒の醸造、あるいは油絞りに使用、砂金などの精選用など、さまざまな説があります。
もともと古墳の石室の石材で、鬼が旅人を霧で迷わせ、捕らえて爼で料理し、満腹になったあとに雪隠で用を足したと伝えられています。